過冷却対応超低温急速凍結装置

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過冷却対応超低温急速凍結装置

中山エンジニヤリングは国の支援を得て、過冷却状態から超低温急速凍結を行うため、東京海洋大学鈴木徹教授の助力を得て高品質凍結を実現させる装置を実用化しました。

超低温を作るためにはですね、特殊な冷媒を使わなければいけないんですけども、それが普通の404A の冷媒で一般的な冷凍機で超低温を作り出せるという特殊な冷凍システムを構築しておりました。それに関連して高品質と言うところに着目しまして、過冷却を利用することにしました。基本的には食品の凍結装置なんですけれども、殻付きのカキとか、伝熱抵抗の大きな製品、あとは肉の厚い製品ですね、特に肉の厚い製品ですとどうしても表面から凍ってきますので、中が緩慢凍結になってしまう。そう言うことで、表面と中心で品質が変わってしまうと言うことが起きます。それに対して過冷却現象を利用して、あるところで過冷却をブレーキすることで、製品が均質に凍結できます。

中山エンジニヤリングは今回は一体型の凍結装置を製作しました。同社は冷媒制御技術を駆使することにより、0.1℃くらいと細かく温度制御することで高品質凍結を実現させています。

食べ物の冷凍技術と言うのはいかに早く凍らせて小さな氷を作るかということを皆さん一生懸命やっているわけです。でも早く冷やすためには、表面の熱をいかに取るかしかやりようが無かったのです。そこんところをクリアするには過冷却にする。過冷却っていうのはそんなにスピードを要求しなくても良い。ゆっくり、ゆっくりある程度のプログラミングに従って凍結すると全体がマイナス6度くらいになる。マイナス6度になったら、がんと温度を下げるんです。そうすると、バンと一気に氷ができる。瞬間凍結に近い状態になる。できた氷はものすごい粒粒で細かい粒なんです。

中山エンジニヤリングは当初漁港などにある加工工場向けに年間5台くらい販売していく計画です。既にマグロ凍結装置などを輸出しているEU向けにもPR活動をしていく考えです。

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