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ガスインジェクション技術を用いた樹脂パイプ開発

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ガスインジェクション技術を用いた樹脂パイプ開発

ジュンコーポレイションは国の支援を得て、ガスインジェクションによる空洞化技術を使い樹脂パイプ部品を開発しています。部品を金属から樹脂に変えることで50%以上の軽量化が実現でき、さらに一体化が可能になることから工数の削減による納期短縮やコストダウンが図られます。

鉄の場合ですと、真っすぐのパイプを曲げて、両端に抜け止めの加工をする。あとは枝管がある場合ですと、元のパイプに穴をあけて枝管を溶接する。ステーがある場合ですと、ステーを別工程で作ってそれを溶接する、といういろんな工程が掛かってしまいますが、今回ご提案させていただいている樹脂パイプですと、一体化ですべてが完結してしまうので、大きな工数の削減が可能となります。

まだ開発中のこの技術で一番の課題は肉厚コントロールです。これに関しては形状的要因と原料的要因があり、ジュンコーポレイションは自動車メーカー、医療部品メーカーをはじめ、原料メーカーとも開発を行っています。現在サーキット形状のものでは長さ1.6~2m、直径30mmのパイプ制作が可能です。

一番薄いとなると1mm。鉄で1mm、樹脂で1mmと言うと薄いというイメージがありますが、今は原料の開発が結構進んでいまして、その辺にも対応できる。または荷重がかかる部分を肉厚に、もともと肉厚になるような細工をすることによって、トータル強度は落ちないと言うような工夫はしています。

ジュンコーポレイションはすでに歯科医療の分野で今回の製法による樹脂パイプ部品を商用化しています。今後は自動車産業において冷却水配管、油配管、エアー配管、燃料配管、さらに燃料電池車の配管を金属パイプから樹脂パイプに置き換えることを目指し、2020年には2億4000万円の売上を見込んでいます。

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