5軸制御加工を用いたハイブリット3Dプリンター

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5軸制御加工を用いたハイブリット3Dプリンター

榎本工業は、静岡文化芸術大学やソフト会社C&Gシステムズなどが参画する3Dプリンター研究会に参加し、5軸制御技術を用いて積層と切削を1台で連続して行う日本初の5軸ハイブリット3Dプリンターを開発しました。

従来の(3D)プリンターは平面で積層するプリンターが主でしたが、この機械は平面積層ではなく5軸の積層という特徴があります。通常、3軸制御のNCですとアンダーカットの加工ができませんが、5軸の場合は傾斜と回転軸の機能、つまり、X、Y、Zとあと傾斜と回転軸の5軸制御で行いますので、非常に複雑な形状の加工もできるような加工機となっています。

従来の3Dプリンターでは、球体などの造形を行なう時は材料が垂れてしまわないように支えるためのサポート材が必要です。今回開発したプリンターは5軸で積層を行なうためサポート材が不要で、材料費を削減できます。さらに、従来は積層と切削を別々の機械で行っていたものを1台で連続して行うことができるため、加工時間の短縮も可能です。

当社の(3D)プリンターは一般ユーザー向けではなく、研究開発とかプロがお使いになる機械ということで製作しました。まずは幅広く用途をいろいろ開拓して、一緒に用途開発あるいはこの機械を使ってどんなものに活用したいかということをお聞きしている段階で、そういうユーザー様、お客様があればご一緒にやりたいというのもあるし、ある程度何でもありという世界ではなく、こういうものが作りたいとある程度的を絞ることができれば、2、3社、テスト的にお使い頂いて今後の展開を進めて行きたいと考えています。

多面加工と高精度加工を特徴とする5軸制御ハイブリット3Dプリンターは、積層と加工を自由に組み合わせて製造出来ることで、義足用品などの医療分野や、航空機部品の試作に適しています。今後はサンプル評価を1年間行った後、2017年頃からの販売開始を計画しています。

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