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独自技術で美しい黒を表現、ステンレス発色技術「アベルブラック」

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独自技術で美しい黒を表現、ステンレス発色技術「アベルブラック」

ステンレスの表面加工処理を行うアベルは、独自技術により意匠性と機能性を兼ね備えた「アベルブラック」という独自の表面加工技術を広く展開しています。

"ステンレスに色をつけようとするとメッキや塗装がまず最初に思い浮かびますが、 メッキや塗装はすぐ剥がれてしまうというのがステンレス材の欠点です。したがって、ステンレスはシルバーでそのままでは非常に綺麗ですが、逆に冷たい印象があるので、なんとか色を付けて装飾性を持たせたいというニーズが昔からあります。しかしすぐ剥がれてしまうので中々良い装飾方法が無かったという歴史があります。それを改善したのが我々のステンレスの発色技術です。"

ステンレスの発色はステンレス表面の酸化皮膜を1/100ミクロン単位で成長させ、光の干渉によって様々な色を出します。化学薬品を使って酸化皮膜を成長させるというのがこれまでの一般的な技術でしたが、化学薬品に加えて電気の力を使って酸化皮膜を制御する独自の技術を開発したことで、これまでできなかった濃く美しい黒を表現できるようになりました。

"今までの実績として一番多いのが建材関係です。建材の内装材あるいは外装材です。黒の光沢のある仕上げは非常に高級感がある印象を与えます。我々はピアノブラックという名前をつけていますが、本当にピアノのような黒い光沢のある仕上げになると例えば高級ブランド店に行った時も看板や壁がその色になっていると非常に商品が際立つので、高級な商業施設に使われたりとか最近ではスカイツリーのエレベーターの内装にも使われており、高級感のある意匠性を与えることができます。"

ステンレス表面の酸化皮膜を厚くすると、ステンレス本来の耐食性がさらに向上するという機能面でのメリットもあります。さらに光の反射を抑えることができるので、光の反射を嫌うカメラなどの光学部品としても使われています。

"今後の展開としては、表面処理の受託加工だけでなく材料選定や加工も含めた一貫受注を増やしていきたいと思っています。一貫受注に脱皮する上で我々は新商品を開発しています。それが「SUSが黒帯」という名称のステンレスのコイル材です。これは部品になったものを黒くするのではなく、 材料を黒くして黒くなった材料を後から成形加工できるという優れた材料なので、この新規材料をこれから広げていきたいです。"

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