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独自の金属組成で切削スピードを大幅に伸ばした、長寿命・超薄型のダイヤモンドバンドソーを開発

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独自の金属組成で切削スピードを大幅に伸ばした、長寿命・超薄型のダイヤモンドバンドソーを開発

エヌシーダイヤモンドは、国の支援を受けて超薄型のダイヤモンドバンドソーを開発しました。開発したのは、太陽電池パネルの材料となるシリコンのかたまりを、薄くスライスするための工具で、従来できなかった切断幅の薄型化(うすがたか)と工具の長寿命化を実現し、切断スピードを大幅に伸ばすことに成功しました。

"ダイヤモンドを固着させるための技術として当社独自の組成、いわゆる金属成分を開発しました。これを後ろにある真空炉で焼成することで非常に強固に薄くダイヤモンドの砥粒自体を固定することに成功しました。"

従来の、プレスで成形してから焼き固める「メタルボンド」という製法では、焼き上がりの寸法にムラがでるために薄くできず、電気めっきを使った製法では、薄くすることはできますが、ダイヤモンドを機械的にめっき層でくるんでいるために切削抵抗がかかるとダイヤモンドがとれてしまうという欠点がありました。

"当社が開発したこの焼成技術は独特の成分配合を開発することで、ダイヤモンドの砥粒自体に反応層を設けさせ、この真空炉で酸素を抜きながら結合させてやるというのが特徴です。積極的にダイヤモンドとの反応層を生成しているために切削抵抗をかけたとしてもダイヤモンドが電気めっきで作られた製法のように取れてしまうということがなくなりました。したがって、薄くし切削抵抗をかけられるということで切削スピードを大幅に伸ばすことが可能となりました。"

"工具としてのバンドソーを成立させるためにバンドソーのバンドの材質そのものの素材も変更しました。今回採用したのは高張力鋼です。なるべく薄く刃物を仕上げたいという目標があったので、これを達成するために高張力鋼の中でも材質を厳選してボディの材料から見なおしました。"

今後は、機械メーカーとタイアップして、シリコンを素材としているあらゆるユーザーをターゲットに、さらに長寿命の工具を開発していく予定です。

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